2019年BMCレギュラートーナメント第５戦レイドジャパン、バリバスカップ結果

2019年BMCレギュラートーナメント第５戦レイドジャパン、バリバスカップ結果
投稿日 2019年10月21日 18:33:08 （バスフィッシング）

　2019年10月6日（日）に、ＢＭＣレギュラートーナメント第5戦が行なわれた。

　当日の天候は雨。北東の風が強く吹き、霞ヶ浦本湖は白波が立っているところも少なくなかった。

　そんな本湖の状況を鑑み、常陸利根川や北利根川、各流入河川に的を絞ったチームが上位入賞を果たす結果となった。

　スタート後、牛堀のハードボトムで釣りを開始した千葉恒太・並木勇人チーム。クランクベイトで痛恨のミスをしたあとは麻生のドックなどを転々とするが、バスからの反応は皆無。途中、西ノ洲でメンバーのレスキューに対応するなどもあったが、諦めることなくキャストを続けた。本湖東岸を経てたどり着いた崎浜のハードボトムで、ようやく千葉のディープクランクにファーストフィッシュ。その後、天王崎まで戻ったところで並木のジカリグで追加。2尾・2350g で5位フィニッシュとなった。

5位：千葉恒太・並木勇人チーム

　4位の池谷太郎・斉藤真也チームは和田の浚渫からスタート。この釣りを得意とする斉藤をもってしても何も起きず、予報どおり風が強くなってきたので玉造へ移動。しかしここでも無反応だったため、恋瀬川へ。ここでディープクランクで掛けるも無念のバラシ。しかしそのあとすぐにリカバリーし、1尾目をキャッチした。その後、霞ヶ浦大橋本湖側の石積みで、ブレーデッドジグで追加に成功し、2470g を記録した。

4位：池谷太郎・斉藤真也チーム

　3位の桑原由充・西田稔洋チームは朝イチ、ベイトフィッシュが入っていることを期待して夜越川へ。桑原はスピナーベイト、西田はジカリグ5g と手分けしてチェックしていくなか、早々に１㎏フィッシュを西田がキャッチ。桑原もジカリグで600g を追加することに成功。

3位：桑原由充・西田稔洋チーム

　夜越川に見切りをつけ北利根川の風裏へ。杭を丁寧に撃っていった桑原は、フリーリグ3.5gで700gを追加し、バッグリミットを達成。2490g でフィニッシュとなった。

　準優勝に輝いたのは大場高士・金澤匡秀チーム。北東の風が強く吹くという予報を受けて、本湖東岸のリップラップへ。シャローをムービング系で探るもバイトを得られず、早々に見切りをつけて北利根川へ。しかし横利根川入り口でもノーバイト、夜越川は先行者がいて断念するなど、なかなか流れが掴めなかったが、アシとブレイクが絡むストレッチで金澤が2尾のバスをキャッチ。スピナーベイトでどちらも１㎏アップを手にした。そのうちの１尾は1560gでビッグフィッシュ賞を獲得するキッカーとなり、2位入賞を果たした。

準優勝：大場高士・金澤匡秀チーム

　そしてＢＭＣレギュラートーナメント第5戦を制したのは金井敏・浦野雅之チーム。鰐川の上.中流と北利根川をメインに展開を組み、ほかのチームが苦戦に苦戦を重ねるなか、唯一の3㎏オーバーを叩き出した。まずは鰐川上流の石積みからブレーデッドジグで幸先よく2尾キャッチ。その後、堀割川河口へ行き、フリーリグで１尾追加。さらに北利根川へ戻り、台船の先やヤマハマリーナのアシなどで3尾キャッチし、入れ替えにも成功。まさに圧勝劇で今大会を制した。

優勝：金井敏・浦野雅之チーム

■RESULT
1　金井　敏・浦野雅之 3250g（3尾）
2　大場高士・金澤匡秀 2610g（2尾）
3　桑原由充・西田稔洋 2490g（3尾）
4　池谷太郎・斉藤真也 2470g（2尾）
5　千葉恒太・並木勇人 2350g（2尾）

BMCとは！？
　バスフィッシングを健全に楽しみ、優れたアングラーを育成することを目標にしているトーナメント団体「ＢＭＣ」。ＢＭＣには、一般のアングラーに混ざり、赤羽修弥さんや麻生洋樹さん、今井新さん、小田島悟さん、草深幸範さん、斉藤真也さん、西村嘉高さん、橋本卓哉さん、村川勇介さんなどそうそうたるメンバーも参加している。１年間で2名乗船のレギュラー戦を6 回、チーム戦を3 回、オープン戦を１回実施している。バスボートを所有していなくても、ノンボーターとして試合に参加できるため、興味がある人はオフィシャルフェイスブックなどから参加の申し込みをしよう。

■公式ウェブサイト

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多くのメーカー・ブランドが「和を重んじる健全なトーナメント」というBMCの理念に賛同し、協賛を行なっている

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